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研究テーマ紹介

大地・宇宙の息吹を感じたい

大地・宇宙の息吹を感じたい

星と宇宙

これまでの活動実績(市町村・地域)
今後、活動可能な範囲

 アマチュア用望遠鏡を用いて天体観測を行います。また、カメラを通してテレビに映し、大人数でのリアルタイム観測も出来ます。観測対象は月、惑星(土星、木星)、1等星などです。
1日の終わりに太陽が沈み、やがて星が輝きます。そして翌朝また太陽が昇ります。遥か昔から延々と続く自然の営みは、明かりの無い暗い夜空で繰り広げられてきました。周期的な天体の動きはやがて暦を生み出し、人々の生活の基盤ともなっていました。しかし、現代に目を向けた時、科学技術を手にした私たちは、星空や天体とはすっかり切り離された生活を送っていることに気づきます。
 このキーワード「星と宇宙」の活動では、恒星や銀河、宇宙の仕組みを学ぶと同時に、宇宙が私たちの生活と地続きの自然の一部であることを感じ、理解してもらうことも目指します。更には、天体観察を通して、日々の暮らしや私たちを取り巻く社会と自然の貴重さを見直す機会にもしたいと思います。

アクティビティとしては、天体観測以外にも講義やワークショップ(工作などの軽作業)も含めた次の3つの複合的な形態が考えられます。観望会単独でも良いですし、観望会の準備として講義などを組み合わせることで、より充実した観望会にすることもできます。

1、講義
プロジェクターを用いた講義やパネルによる講義など、形式や時間は調整可能です。内容は「宇宙の歴史と広がり」、「天の川の正体」、「宇宙と私たち」など適宜設定できます。

2、観望会
  アマチュア用の望遠鏡を用いた天体の観測を行います。望遠鏡は用意します。これまでの実績として次の様な例があります。
・鹿児島市内のキャンプ場で、キャンプイベントの一部として観望会を開催
・薩摩川内市の入来町麓集落公民館にてワークショップと観望会の複合学習会
・イオン谷山にてワークショップ
・天文館のマルヤガーデンズ屋上にて都会の星空観望会   など、ほか多数の実績あり。

3、ワークショップ
  おおぐま座(北斗七星)の3D星座模型の作成を通して宇宙の広がりや、星の世界を学びます。針金やビーズを使って星を黒いパネル上に立体的に配置する工作を通して、星座が見える仕組みや宇宙の広がりを理解します。所要時間は約1時間です。

次ページには、これまでに実施した各種催しの様子を写真で紹介します。

写真1:ワークショップと観望会進行例

写真2:星座の立体模型(北斗七星)

写真3:ワークショップの様子(入来町麓集落公民館)

写真4:パネル展示例(入来町麓集落公民館)

写真5:マルヤガーデンズ屋上観望会